さようなら名古屋 またよろしく東京
5年間過ごした名古屋を離れて、東京に戻ることになった。
もともと出身は東京だし家族・友達もいるから戻れるのはとても嬉しい。
しかし東京に戻る日が迫っていることを実感するたびに、名古屋を離れるのが寂しく思っているのも事実だ。
社会人生活は名古屋の方が長い訳で、5年もいたから愛着も湧いてくる。
間違いなく僕にとって第二の故郷と言えるだろう。
名古屋はいい街だ。
大都市だが街や人の規模が適度でちょうどいい。
都会からちょっと足を伸ばせば自然豊かな環境があるし、のびのび生活できる。
家族を持って職住近接生活を送るのにこんなに適した環境はないだろう。
東京では広い家に住もうと思ったら電車で1時間半かけて会社に通わないといけないとかザラだし、子供を育てるにも「保育園落ちた日本死ね」が話題になってるみたいに待機児童問題とか、介護サービスを受けたくても入居待ちとか色々な困難があるのだろう。
東京は世界の中でも稀なメガビッグシティだし、日本中、いや世界中から人が集まってくるので人がものすごい多い。
仕事は名古屋より格段に慌ただしいだろうし苦労もより増えるだろう。
もし自分が名古屋という土地で生まれ育っていたら、この土地と深い結びつきがあったら、名古屋で家族を持ってずっと生活したいと思っていたかもしれない。
それでも、僕は東京に戻りたい。
実家は横浜にあるし、僕自身は東京という土地に深く結びついている。
東京に戻ることで名古屋の良いところが浮き彫りになり、懐かしく思うこともあるかもしれない。
そうだとしても東京で新しい挑戦をしたいし、新しい生活をスタートしたい。
そして東京で家族を持ちたいと思う。
今回こういったチャンスを与えてくれた会社には本当に感謝したい。
最近ラジオで聴いて心に残っている”東京”という場所を歌った吉澤嘉代子さんの「東京絶景」と、色んな仕事にそれぞれ目標を持って励む人へのエールを歌ったNakamuraEmiさんの「YAMABIKO」を紹介したい。
今の僕の気持ちにとてもしっくりきて、後押しをしてくれる曲だ。
最後に一言。
ナゴヤ、今まで本当にありがとう。この5年間で大好きになったがね。
また来ることもあるかもしれないけど、さようなら。
そしてまたお世話になります。 よろしく、トーキョー。